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サイコンのセンサーやマグネットの取り付け
スポーツバイクに乗っている方の多くがサイクルコンピュータ (スピードメーター)を使っておられると思います 最近のサイコンはGPSのみで計測出来たりもしますが やはりセンサーとマグネットを取り付ける方がより正確な計測が出来ます。 そんな時にどう取り付けるのがベターなのかを解説いたします。 この記事は、ハブに巻き付けるタイプのセンサーを お使いの方には必要のない情報です。該当の方はスルーして下さい。 |
*** センサーの取り付け *** まず大前提として自転車の「顔」はクランク側(右足側)です 写真を撮る時もクランク側をこちらに向けて撮るのが鉄則ですよね (河合はたまに意識し忘れて逆側から撮りますがw) なので野暮ったいセンサー類はクランクの逆側(左足側)へ 取り付けるのが見た目がスッキリしてオススメです (携帯ポンプの台座なども同じくクランク逆側が良いですね) 以下、前輪センサーの画像で説明しますが 後輪のケイデンス共用センサー等でも考え方は同じです 赤の矢印はホイールの回転方向 黄色のゴニョゴニョがセンサーだと思って下さい ちなみにこれは良くない取り付けの例です センサーをフロントフォークの後ろ側に付けている為 もし何かの弾み(車載、輪行、何かが当たったetc)で センサーが内側にずれてしまった際 スポークが当たるとセンサーは更に内側に「巻き込まれて」しまいます そうなったらセンサーもスポークもダメージ大! この取り付け方では機材へのリスクが増えてしまいます そしてこちらが良い取り付け方法です センサーをフロントフォークの前側に付けています この取り付け方ですと、もしセンサーが内側にずれて スポークと干渉してしまっても、センサーは外側へ「弾かれる」だけなので センサーやスポークのダメージも最小限で済みます 最初に書きました通り、リアのセンサーの場合も同様で、 スポークに巻き込まれず、弾かれる向きに取り付けるのが 安全でベターな取り付け方なのです。 *** マグネットの位置 *** マグネットはどこのスポークに取り付けるのが良いのでしょうか? アルミリムのホイールでの話になりますが・・・ ズバリ!バルブ付近がベターです ホイールのリムにはチューブからバルブを通す為の穴が開いています この丁度対角側がリムを繋ぎ合わせている接合部分になっています 接合部分はどうしても重くなり、バルブの重さよりも大抵重くなります バルブ側にマグネットを取り付けて重量バランスを良くする事で ホイールの回転ロスを少しでも減らす効果が狙えるのが理由です とは言え個体差があるので お手持ちのホイールにタイヤ、チューブを嵌めた状態で 何度か空転させてみて、上になった側(重量が軽い側)に マグネットを取り付けてあげるのが良いと思います。 余談になりますが・・・ こだわる方はゴルフのウエイトバランスプレートなどを 貼り付けて徹底的に回転バランスを追及されるそうです ↓こういう鉛のシールです 河合は(調整が面倒で)ここまではやっていませんが ロスを減らす効果はかなりあるらしいです *** まとめ *** ※センサーはクランク逆(左足)側へ 内側にズレた際、回転に巻き込まれない向きで取り付け ※マグネットは外したホイールを何度か回してみて 空転が止まる時、上に来る(軽い)側へ取り付け 以上、サイコンのセンサーやマグネット取り付けのお話でした。 |