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ヒルクライムの極意(レース限定編)
ヒルクライムレースでタイムや順位を上げる方法

表題にある通り、ヒルクライムレースの時にしか使えない方法ですが
タイムや順位を上げる為にかなり有用ですので紹介させて頂きます

大前提として、そこそこの走力(100名中30位以上程度)が無いと
実践が難しい方法ではあります


とりあえずは極意を書きます
「とにかくコーナーでインを突き、最短距離を走る事」
これだけです

↑この画像に特に意味はありませんw


大抵のヒルクライムレースでは交通規制が行われ、道幅一杯をレース用ラインとして
使用させて貰えます。

カーブが多い山岳では意識的にイン側を走る事で全体の距離を縮める事が出来ます
20kmを超えるコースで500m以上距離を縮められるコースもあるようです

わずか数秒の差で入賞と入賞圏外を分けてしまうレースで
「他の選手よりも数百メートル少なく走ってゴール出来る」
この方法を知ってると知らないとではめちゃくちゃ大きな差です



乗鞍(エコーライン)のようなカーブの内側がすり鉢状にバンクしているコースでは
この方法を使うとかなり脚を使う必要があるので一長一短です


逆に八ヶ岳のようなカーブがバンクしていないコースではメリットしかありません



はじめに「そこそこの走力が無いと実践が難しい方法」だと書きました
その理由は後方から抜かれる事が多い速度域でこれをやってしまうと
自分を追い抜く選手達に対して大変危険な行為になってしまうからです
また、抜かれる事が多いと必然的に前方の選手が多くなり
思い通りのラインを走るのが難しくなるのも理由です


追い抜く自分自身と、他の選手、お互いの安全の為にも
「右、抜きます!」などの声掛けは必ず行いましょう
(この方法を実践する最低条件だ思います)



レース中に下山が開始される大会も多くありますので
タイミングによっては使えない場合もありますが
河合はこの方法のお陰で何度もいい思いをさせて貰いました


自己ベスト更新や上位を目指す方の参考になれば幸いです




以上、ヒルクライムの極意(レース限定編)でした

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